としよりもえ


横アリだのマカオ(まだあきらめない)だのは
追ってまとまった時間に書くとして
日々のくだらなくも愛しき事柄をつと書きとめてみる
誰も望んでいないだろうが、俺の日記だ気にすんなごめn



仕事場にて。
ひとりのばあちゃんが
興奮して泣き叫んでたので
しばらくくっついてうんうんそーねと話聞いてました。
で、そのうち落ち着いたので、ついでにいろいろ話したのね。
ばあちゃんは、とにかく世の中金だ、金さえあればどうにでもなる、と力説するのね。
ほうそうかと思い
「ほほうそれなら人の気持ちも金でどうにかなるのかね」
と聞いてみたところ



なるよ



即答。
人生波乱万丈90年、戦争の時代を生き抜いた百戦錬磨の女が真顔で言いきった。
一体どんな過去の出来事が彼女にそう言い切らせるのか。ちびっと怖い。



で、ほうなんとかなるのかと思い聞いてみました。
「じゃあさー、私、死ぬほど大好きな男前がいるんだけど。その人も金積んだらどうにかなるかなあ」
(誰を想定しているかは察してください orz)



そしたらさー、それまで意地悪ババアの顔して喋ってたのに
急ににこにこして言うんだよ。
「大丈夫だよ。あんたみたいないい子なら金なんか出さなくてもいい男がいるよ」



ちょっ 急に優しいこと言うなよびっくりする!!!
心の準備が出来てないときにいきなり攻撃されると弱いんだから。
あっ なんか目から鼻水がっ



認知症だろうが何だろうが、亀の甲より年の功。
たまーに、ほんと年寄りには敵わないなーと思う時があります。
まあ向こうは私の何倍も生きてるんだから当然っちゃ当然だけども。




年寄りとするうだ話はけっこう楽しい。
疲れたり辛い時、けっこう年よりのおかげで癒されたりもする。
あの方への不毛な思いに苛まれる心を慰めてくれたりもする。



この仕事が好きです。