潮風を 頬にうけ 裸足で駆けてく


↑の曲が「ふしぎの島のフ●ーネ」のOPだと知って
震えが止まりません。
一体誰が、どんだけの知識持ってんだ…!
フロ●ネがわからない子ちゃんは、近所の30代以上の人に聞いてごらん。
奴らの守備範囲が、ハ●ス名作劇場まで広がっていることに
驚きを隠せません。
私はリアルタイムよりちょい下だったから、
アニメは知ってるけども曲までは憶えてなかったよ…
私がリアルタイムからずれてるんだもん
座長だって間違いなくずれてるはずなんだよ!!
だってほんとはぼくたちおないど うわっ誰だ貴様なんだやめろ離せえっ



(帰還)



とにかく、遅ればせながらオリゲキ第3作「お空に向かってありがとう」の
感想を述べたいと思う次第です。
相当気持ち悪いことになってますので先に謝っておこう。ミアネ。
どうでも良いのですが
私のパソコン「きさま」で返還したら真っ先に「喜様」て出た。
出来る子すぎて泣ける。
更に一歩進んで「憂」をつけて予測変換したら抱きしめたのに。
惜しかったな。



今回のは、いろんな意味で人人までとは一線を画してたと思うんだ。
ノースリーブと人人は、すごく面白かったけども
おとこじゅく要素が満載で、そのノリがわかる客、
きしだんやオズマから流れてきた人のみが対象たっだ。
実際客は100%近くそういう客だったと思う。
やる方も見る方も、それを前提とした上で、
小さな世界の中だけでやってると思ってた。
もちろんそれが悪いってんじゃないよ。死ぬほど楽しいし。
ただ、そういう作りだってだけでね。
ノースリーブから人人にかけてはものすごい成長ぶりで
演者のレベルも話の面白さもネタのキレも他のいろいろも
比較にならないくらいドーンと上がってたけど
あくまで塾のノリが通用する範囲での面白さにとどまっていたから
なんかもったいない…なんてつい思っちゃって。
全体のレベルが上がってる今、その気になればもっと行けるんじゃないか!なんて。
だからこそあの時、アンケートに
塾ネタを離れた一個の劇団として勝負かけても良いんじゃね?て
生意気なこと書いたの。
でも、そんなこと言われるまでもなかったのよね。そうよね。
座長たちのオリゲキに対する真剣さを見てればわかることだったわよね。


今作は、塾ネタがかなり減ってただけでなく
脚本や演出色々、前作とは比較にならないくらい
一般客層の鑑賞を意識したものになってたんじゃないかなあ。
(あ、芝居のことなんて全くわからないくせにごめんなさい。
マジでなんも知らない分際で好き勝手言うよミアネ。)
物語のテーマや作り込み方、構成、伏線の張り方、等など
すごく考えて練りこんであるなー、と思った。
いや具体的に何がどうだったか!と聞かれても
観察力分析力の乏しい私なので明確には答えられないのだけど。
たぶん座長、ものすごく今作にかけてたんじゃないのかな。
(でも、だからこそ時間がない中での発表になってしまったのが惜しかった!
いやマカオ楽しんだ分際ですいませんなんだけども!時間が少ない中であれだけの
ものを見せてくれたのは凄い!と思うけど、時間があればもっともっと良いものに
なっただろう…と思うと惜しいのだよ。再演に期待ですわ!)
物語のテーマもね…何とははっきり言えないのだけど
とても深いものを一生懸命扱っているなあ、という。
今回、客演で笹峯さんが入ったけど、これも覚悟がいるよね。
すでに空気の出来上がっているところに外の人が入るって
きっとすごくお互いに憂喜(←だから、俺のパソは…)じゃなくて
勇気がいることなんじゃないのかなあ。
入っていく方は言わずもがな、受け入れる方も
全く別の道でやってきたプロの役者さんを迎えることで
自分たちのアラが見えたり、摩擦が起きたり悩んだりするよねえ。
そのことで、これまで内輪受けで良かったところに
新しい所からの客が増えるわけだし。
これまで自分たちが積み重ねてきたものを知らない、
まっさらな目を持った共演者、そして客が
納得するものができるんだろうか。
悩むだろうし、大変だったと思います。
実際、笹峯さんのブログのコメントを見ると
必ずしも好意的な評価ばかりじゃないし。
(仕方ないのだろうけど…なんか困惑されとる…うう)



でも、それをやることで新しい刺激や成長につながる。
いろんなリスクを背負った上で、
おとこじゅくの範囲内でやる劇団から
一歩踏み出す覚悟!をひしひしと感じました。
今後もずっと応援して行きたいです。見続けたいです。
ずっとずっと楽しみにしてます。
ゆっくりしっかり育ってください。
体は壊さないでな。(なんかすごく痩せてた…)






これだから座長組はやめられねんだよ。な。






わあ自分気持ち悪いこと書いてるなあオイ!!!