生き返る?生き返る?バスタオル?

 



 ということで、真夜中の弥次さん喜多さんです。
 最近、あまりにも勢いに任せて氣話しすぎだと 
 自分さすがに反省したっす。
 毎日仕事に忙殺され、少々残った時間を全て氣さんで
 埋め尽くす日々。大変幸せな日常なのですが
 客観的に見るとなんていうか、それはちょっと、な。
 このままじゃちといかんだろう。ほっといたらきっと
 死ぬまで止まらないに違いない。だって、
 きっと僕は死ーぬまでずっとわーがままだかーらー。(オザケン)
 なので、ちょっぴりクールダウンクールダウン。
 前々からネタにしようと思ってたDVD話をば。
 


 実はコレ、発売日の10月7日に入手してたんです。
 仕事帰りにツタヤ2軒はしごして。
 音楽モノ以外で発売日当日にレジに持ち込んだのは初めてです。
 劇場で観たときから、絶対DVD買おうと心に決めてた。
 映画DVDはそんなに持ってないけど、やっぱり
 どうしても手元に置いておきたいものは買っちゃいます。
 「コックと泥棒,その妻と愛人」とかいまだに
 繰り返し観ちゃうもんね。(精神がいろいろ危険)カニバル!
 でも欲しい欲しいと思いながらも貧しかったりタイミング逃したりで
 手元になく、追々少しずつ買っていきたいと思っているものは 
 まだまだ数えきれないほどたくさんあります。
 



 なのに後がつかえている順番を全て通り越してこの弥次喜多DVDを
 買ってしまいました。それは何故か。




 Yes,貴方のためよ 荒川良々!!!
 


 



 
  
 すごいです。後ろ3分の1は彼の一人勝ちです。
 今までの人生で観た映画数百本(そんなにあるのか?)の中でも
 屈指の超インパクト。ものすごい破壊力の映像でした。
 一瞬、弥次さん喜多さんの愛とてめえ探しの結末さえ
 吹っ飛んじゃってどうでも良くなってしまったほどでした。
 彼のルックスは卑怯すぎるよ…!いるだけで笑える人なんて
 実際のところはきっとそういないのに、彼はすごい。
 笑える上になんか理由もなく不安になるもの。
 映画館で初めて観たときは、彼の登場シーンに思いきり度胆を抜かれました。
 顔がゴルゴみたいになっちゃったじゃないか。
 言うだけ言っといてなんですが、どんな役かは言いません。
 もしこれから観る予定のある方がいるなら、
 是非予備知識が全くない真っ白な状態で観て頂きたいから。
 少なくとも、彼に関してはね!
 



 映画そのものもすばらしく面白かったんです。
 主演の2人がすごくハマっていました。
 なんか、長瀬氏をとても好きになった気がする。
 中村七之助が、原作のしりあがり寿画の喜多さんに激似でびびくった。
 あの頬がそげ落ちた感じとかすごい。似てる。
 彼のキャーステキ!とOLのお昼休みだ〜!が大好きです。
 
 


 いちいち織り込まれている大ネタ小ネタがほんとに笑える。大爆笑。
 なのに、笑わすだけ笑わせたら、ちゃんと凍り付かせたり
 切なくさせたりきゅんとさせたり。圧倒します。
 次々くり出される悪夢的なイメージにも目を奪われる。
 原作から引いたイメージも多々あるのでしょうが、
 自由自在にぽんぽん飛んでいく発想がすごいと思います。



 そして全編通して流れるZAZEN BOYSの音楽が最高。
 カッコ良くて気持ち悪くてへんな夢見そうだ。
 勢い余ってサウンドトラックも買っちゃいましたよ。
 わりと回してます。車で聴いたら事故りそうですけど。
 ラリってスピード出し過ぎ。
 


 コレまであんまりクドカン好きだと思ったことなかったんです。
 木更津キャッツでさえ、第7話(氣出演)くらいしかマトモに
 観たことなかったし。(この回だけはテレビ画面に穴があくほど観た)
 大した興味も起きずにいた。
 が、この映画はすごく面白かった。素直にクドカンてすごいと思った。
 是非これからもたくさん映画を撮ってほしい。よろしくお願いしマッスル。
 



 ところで、特典ディスクの方のメイキング観て茶を吹きました。
 クドカン、撮影中に氣さんツアーTシャツ着とる…!
 TINY YANX Tシャツ。しかもオレンジ。
 噂には聞いてたよ。ヤツがこのシャツ着ていたことは…!イエーエエー。
 でもすっかり忘れていたので、びっくりした。
 色違いの赤持ってるよ?(買った当時、まだ青組であることに無自覚だった)





 最初からカテゴリー「映画」作ってたくせにこれが初めてなことに
 今気付いた。やっとだな。