おうちへかえろう


料理がストレス解消!てのわかるわー。
休みの日にごはん作るの好き。頭ん中リセットされる感じ。

きのう何食べた?(2) (モーニング KC)

きのう何食べた?(2) (モーニング KC)

2巻出てたー。買ったった。
主人公ふたりの、地に足がついた生活。
「食べること」を中心にどっかり置いて
語られるわけなんだが
どれもなんかいい話なんだなあ。
いいことも嫌なこともいろんなことがあるけども
毎日ちゃんと、大切な人と食卓を囲む。
簡単でも、味と栄養と家計簿、そして一緒に食べる人のことを考えて作った
ちゃんとしたごはんを食べる。
たぶんそれはすごく大切なことなんだろうなあ。
これ読んでると、
食べることと生きることはつくづく同義なのだなあと思う。


そんでまた、主人公とそのパートナーの雰囲気が良いんだわ。
淡々とほんわか。
ゲイのカップルの話とはいえ、
あからさまにそっち方面に走ることなく
長年連れ添った夫婦のような空気感。ラブシーン皆無。
落ち着いた登場人物たちが皆いい味です。


で、主人公のシロさんが作る料理がどれもこれも美味そうなの。
毎回かなりの分量を料理シーンに費やす上、
ものすごくキッチリ作り方が説明されている。
アレを茹でるお湯を沸かしている間に、もう一品に使うアレを刻んで…
ぐらいの細かさ。すげえ。
料理のレシピ本としても使えるぐらいのレベルですよ。
変に高級食材を使うでもなく、普通〜節約の予算内で
普通の人の普通の食卓に並ぶごはんなのが良い。
実際、1巻に出てきたレシピをもとに鮭の炊き込みごはんを作ってみたところ
ウチで大好評でした。
普段、ごはんを作ってやっても滅多に「おいしい」て言わない甥っ子1号が
(実際おいしいと思ってばくばく食べてても、あんまり言わないのよね。照れくさいのか。)
あの時だけは「…すっごいおいしいっ」てぼそっと言ったのよね。
これについてもこの本には感謝。言わしたった。


で、どんなにがんばって作ったごはんでも
食べた人が無反応ではガックリですが
シロさんのパートナーのケンジさんがまた良い人で
いつもいつも、おいしいおいしいって食べるんだわ。
ほんわか癒し系。
いいなあこんな人と結婚したら幸せそう。
キチンキチンとして、少々神経質ぎみなシロさんとナイスカップル。


2週に1回の連載だから単行本出るの遅いけど
次巻が楽しみだわ。



で、これ買った時に一緒にもう一冊同じ作者のマンガ買ったんですけど
いや、特になにも考えず一冊完結だからお手軽だと思って選んだんですけどね

ジェラールとジャック (白泉社文庫)

ジェラールとジャック (白泉社文庫)

普通にBL系で焦った


いや確かになんとなくそんな匂いは軽くしてたけども。
そんで、この作者さんはそういうのも描く方だというのは聞いてはいたけども
こここれが…噂に聞くあれか…ゴクリ
BLっていうとエロエロキャイキャイみたいな描写ばっかりかと思いがちだけど
流石に全然そんなことなくて面白かった!そりゃまあ多少エロエロキャイキャイだけども!
良き物語であった!読ませる話。
いやまあ別に、エロエロキャイキャイだけの話だって良いんだけどね!
そういうのだって悪くないゼ。


ただ、現状の私は
うっかり買ってしまったこの本が
何かの間違いで家族の目に触れることがあったらどうしようと
それだけにビクついているのさ…!
中学生ならベッドの下にでもエロ本を隠すところだが
残念なことに俺は布団派さ。
30歳女子、中学生レベルの悩み。






マカオレポ、年内完結が目標。やれ。死ぬ気で。