ミュージックフォーザピーポー


先日書いたように、金が無いがために
棚の奥から引っ張りだして観たい、聴きたい、歌い、たい!!
そんな状態の285ですこんばんは。


今日のBGMはもうわけのわからないことになっています。
うっかり自分の過去を掘り起こし過ぎて、化石や埋蔵金どころか
なんか小人さんの地底王国みつけちゃったかのような。
もはや私、不思議の国をさまようアリスです。
自分ちの棚で。しかも自分で買ったものたちに埋もれて。
きのうから掘り出して聴いてるのは


ロミオとジュリエット(バレエ組曲)/プロコフィエフ
・undo/REMEDIOS(サウンドトラック)
身毒丸Music File(舞台「身毒丸」劇中音楽集)


なんかな…うわあウチってどうなの。微妙すぎる。
とりあえず、私の趣味が暗いことはだけははっきり解る。
暗いよ。暗すぎるよ。なんか部屋の温度まで下がってきたような。


クラシック、か…。
ロミオとジュリエットな。いや好きだけどね今でも。
いやあこんなん持ってたんだねえ私。


そして、undoのサウンドトラックかー。懐かしい。
ていうか岩井俊二かよ!!!
はい当時岩井俊二が好きでしたすいませんなんで謝ってるんだ私。
スワロウテイルでがっくり来るまで岩井さん好きでした。
これ、観た人も多いと思いますが、岩井監督の短編映画。
豊川(最近見てないなあ)悦司と山口(お元気ですか)智子出演。
あ、豊川さんは私が見てないだけか。


そのへんにある物をみんなヒモでぐるぐる巻きにしてしまうという
奇病にかかった妻と、それを見守るしかない夫の話。


…。


フランスとか(なんとなく)の路上で大道芸人が演奏しているような
遊園地のメリーゴーランドで流しているような
なんかブンチャッチャーブンチャッチャー、みたいな
そんな感じの曲が不穏な空気を醸し出しています。(どうしようもない表現力と無知)
そういえばこういう曲、「べティ・ブルー」のサントラにもあったなぁ。
何か?愛ゆえに精神を病む女と見守る男の話にはこういう曲が似合うのか?



そして、身毒丸…。
実はこれ、度々掘り返しては埋め直しているんです。
なんていうか 逸品 です。
ウチじゃない方のヒカルの母上、藤圭子もうっかり歌っています。
寺山修司作、蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」の劇中音楽集。
舞台を観ながら聴くのもインパクト大ですが、
これがまた音源だとなお聴きごたえたっぷり!!
ちょっと聴いただけでもお腹一杯ですよ。
一曲聴けばお腹いっぱいなのに、なお畳み掛けるように
これでもかこれでもかと無理矢理食わされるような!!
吐きそうになりながらもなお快感!みたいな!わけわかんねえ!


♪歌詞抜粋♪
 ♪親の不始末 子の不幸
 ♪呪い(そりゃっ) 黒髪(そりゃっ) 釘菩薩
 ♪死ね死ね死ね死ね南無阿弥陀仏
 ♪死ね死ねっ死ね死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっウワァーーッ


ね。


満月の夜に車で聴こうものなら、事故を起こすか
ガードレールの向こうに何か見てはいけないものを見てしまうと思うよ。





もう一点、見てはいけないもの発掘。




「WELCOME TO THE EDGE(とどかぬ想い)/BILLIE HUGHES」




うおおぉぉぉぉぉーーーもう、誰も、愛さなーーーい!!!なーい…なーい…
叫んどけとりあえず!