彼氏彼女の 事情


お友達のブログで知った恋愛成績表なるテストをやってみたところ
たかだか電気と機械部品の集合体に



合コンなどで、とりあえず盛り上げ役だけやって終わるタイプです。
いまいちモテません


と断言された285です。ご無沙汰しておりますロングタイムノースィー!
ちなみに、私の結婚適齢期は20歳だそうです。
20歳ってなんさいですか? 
ターイムマーシンはこないー じーかんーはもどーらなーいよね(笑顔の浅野忠信)


すいません夜勤明けなので犯しな あっ違う おかしなテンションです。
だってほら、前置きを書いてるうちにだんだん何を書くつもりだったか
わからなくなってきたよ。思い出せ可哀想な俺の脳髄延髄骨髄たち!




あっそうだ
夜勤のお供に、何年かぶりで小梅を食べたことだ。



食い過ぎ




くだらない。
そうだねくだらないよ。でもいいじゃんたまには。
えー(一人上手で仕切り直し)、件の小梅ですが。
私が子供の頃から売られ続け、未だに店頭に並ぶロングセラーキャンディですね。
私、昔からコレ好きだったんです。
昔やってたCMの影響か、どうしても「小梅ちゃん」と呼んでしまう。
商標名でもないのにちゃん付け。一体彼女と私にどれほどの親しさがあるというのか。
でも、今日はいつものように小梅ちゃんと呼ばせて頂きます。(披露宴友人代表挨拶)
昔からキャンディは断然スッパイ系が好き。
さらに言っちゃえば、小梅ちゃんの表面にまぶしてある、あの
スッパイ粉が好き。たまんないよねあの粉。小梅ちゃんを口に入れた瞬間のあれ。
でもすぐになくなって、甘い梅味になっちゃうのが少し淋しい。
いっそあの粉だけで売ればいいよ。思う存分指で舐めるのよもちろん。
買うかどうかはわからない。



そんな彼女は昔、透明なセロハンぽい包み紙でおぼこい包装をされていました。
( >○< こういうかんじ)
しかし数年ぶりに会った彼女は、時流に乗り遅れることなく
現代の一般的な飴包装を身に纏う今時の女になっていて、僕はすこし戸惑いました。
僕は、たまに表面が少し溶けて包み紙にべっとりと張り付いてしまう、
彼女のそんな所も好きだったのです。
でも僕は気付きました。彼女の中身は昔のままだということに。
いえ、昔よりもなお魅力的になっているということに。


キャンディの中にスッパイ梅ペースト入っとるー!


コレ、昔入ってたっけ!?いや、一袋につき2個のデッカイのだけだったか?
とにかく、全部には入ってなかったと思うんですよ。
イイネ!思わず、くちの中で外側の飴部分を丁寧になめとって
ペーストのみを取り出し味わう作業に没頭してしまいました。



そしてもう一つ、私の心を捕らえたもの。
外袋に、彼女のプロフィールが!ええっ。これも昔なかったよね?


☆名前 小梅
☆誕生年 明治33年生まれの15歳
☆星座・血液型 かに座B型
☆出身 東京(小石川)
☆性格 ちょっぴり内気
☆職業 家事手伝い
☆趣味 かんざし集め
☆得意なこと お料理


へえー。
しかも、そこには、彼女が思いを手紙にしたためるという
初恋の男のプロフィールまでが!


綾小路真(あやのこうじまこと)
★誕生年 明治31年生まれの17歳
★星座・血液型 さそり座 A型
★出身 東京
★性格 まじめ ロマンチスト
★職業 学生(旧制一高生)
★趣味 読書
★得意なこと 乗馬



綾小路…か…!
ま…まあいいだろう。
さらにその下には、2人の出会いについて記されていた。

「春とはまだ名ばかりの梅のほころびかける頃、冷たい風の吹く 
 長い壁が続くお屋敷町の路地で 小梅と真は出逢いました…」と来た。
出逢ってどうしたの!…の先が気になるよ。
いっそ想像してみる。以下想像。



出逢った2人は恋に落ち、密やかに恋を育んでいた。
しかし小梅ちゃんはしがない煎餅屋の娘、綾小路は旧家のおぼっちゃま。
身分違いの恋は許されるはずもなく、隠れて逢い引きを重ねる2人。
そんなある日、綾小路に大店の令嬢との婚約話が持ち上がり、
一方の小梅ちゃんも甲斐性無しの父親の博打のかたに女郎屋へ売られそうになる。
「小梅ちゃん、神様の背中に火をつけて一緒に逃げよう!」「ええ、2人だけで!」
と21世紀を燃やし尽くす勢いで手に手を取って逃げる綾小路と小梅ちゃん。
逃げた先は東高円寺綾小路は生活のためにライブハウス「ロサンゼルスクラブ」で
アルバイトを始める。初めて家を出たことで知る苦悩と挫折。
家にいた頃、世の中の全てをわかっているつもりだった自分が
いかに理屈を詰め込んだだけの子供であったか。苦しむ彼を、幼い頃から
苦労してきた小梅ちゃんは甲斐甲斐しく支えた。幼い恋は真実の愛に変わり、
やがて新たな命が誕生する。
家族を得てひと回り大きく成長した綾小路は真の自由を知り、
やがて音楽の素晴らしさに目覚める。アルバイト先で
西園寺早乙女グランマニエという
仲間と出会いバンドを結成する。熱い仲間と愛する妻、可愛い子供に支えられ
結成から5年めでメイジャーデビュー、ついには紅白歌合戦出場、
東京ドーム公演までも成功させるビッグアーティストに登り詰めた綾小路
彼の目に、もう迷いの色は無かった。


         ー完ー



あれ?何の話だっけ?
いやだから、夜勤明けなんですよ!ゆうべ寝てないんですよ!